つぶやき

デスノート ミュージカル

12月に入りましたね。11月中盤からは”デスノート”のミュージカルに参加していて稽古の日々でした。私は、前回参加したミュージカル”ホリディイン”の時と同じくチェロのメイン奏者の薄井さんのエキストラとして参加してます。薄井さんが乗れない公演で私が弾いています。11/24に東京公演が池袋の東京建物ブリリアホールで初日を迎えました。東京公演は12/14まで。そのあと大阪や愛知、福岡、岡山へ参ります。私も既に3公演に出演(11/27、28)していて、今後の予定は12/4、5、13、大阪全公演、福岡全公演です。

ステッカー♪

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音楽監督、指揮は塩田明弘先生♪私はご一緒させていただくのはお初です。

リハーサルから、先生が指摘するニュアンスの指示がとても分かりやすくて勉強になります。演奏はマイクとイヤホンを付けて行いますので、生音も聴きつつ、イヤホンからクリック(メトロノーム)音や他の全ての楽器、歌、芝居のセリフ、SE(効果音)などなどを聴きながら、指揮を見て弾くので、なかなかのマルチタスク状態です。でもそれが楽しい。全体を通して、1番の山場や重要なシーンでのチェロソロもあります。痺れるぅ〜。第2幕、お芝居も佳境に入り、物語の空気感が深く静かに沈み込んでいく間じっと待っていて、静寂が訪れたあと最大の山場と言っても過言では無い死神レム(濱田めぐみさん)が歌う”愚かな愛”冒頭にチェロソロが待っています。めちゃくちゃ緊張感ありますが、やり甲斐も半端無いです。良い感じの曲の導入になりたい。伸ばし音には”永遠”や”切なさ”、”慈愛”などの気持ちを込めたいです。

リハーサルの時に、塩田先生のおっしゃった”クリックへの合わせ方”が印象に残っています。メトロノームの音に「タッ、タッ、タッ」と感じながら合わせている時は、メトロノームの発音しか聞いていない状態で良くない。「チャップ、チャップ、チャップ」と捉えると、メトロノームの音の切れ方をも含んだ感じ方になって、良い、と。全くその通りだと改めて理解できて、その余りにも伝わりやすい日本語のチョイスに感動しました笑。これは秘伝。音って発音だけやないねん。中身と終わりもあるねん。宮川彬良さんも日本語オノマトペのチョイスが天才なのですが、凄い方は耳とワードセンスが良過ぎる…。オノマトペは言語の壁を越えれますよね。

ミュージカルだけではなく、カルテットやピアノトリオ、オーケストラ、指導などなかなかハードな日々ですが、体調にくれぐれも気をつけて頑張って駆け抜けたいです。